パルミー添削!(11月度)

今回は、いりすあつし先生に添削をお願いしました。

テーマはイケメン戦士のつかの間の休息ということで結果を早速見ていきましょう。

【添削前↓】 正面から光が当たっていると仮定して描いています。全体的に雑な印象ですがそれはいったん置いておいて、

【添削後↓】

まずメインは何なのかしっかり決める。今回の場合イケメン戦士がメインなので大きく配置します。

「正解があるわけではないのですが、「何が描いてあるか」というのは作者本人も作品を見ている人もすぐに理解できるので問題ないのですが、「どこを見てほしいのか」という作者の意図は大きさや明暗差などを含む構図の設定が上手く噛み合っていなければなりません。」

ということです。

あとは遠くに行くほど空気遠近が効くので淡く、順光なので山肌もこのようにお直しされました。

「空気遠近表現は遠くにあるものが徐々に大気(≒空気)の色に染まっていく表現で、昼間なら青〜水色、夕方はオレンジといった具合に調整されることがほとんどです。ただし、資料にもあるような空気遠近描写というのは現実的な写実描写ではあり得ない表現になります。実際空気遠近の影響が出始めるまでには相当な距離が離れている必要があります。しかし私たちの脳には「空気遠近が表現されているから遠くにあるのだな」というある種の思い込みが強く刻まれているため、本来ありえない距離で空気遠近を行っても案外違和感なく受け入れることが出来ます。」

だそうです。

次になぜ木陰を加筆されたのかというのは、

「この描写があることで何が変化するのかというと、キャンバスの端よりも更に外周方向に空間が存在するという表現になるため空間の広さを強調することが出来るようになります。この様に画面内に全て描写され尽くしている表現ばかりだとどうしてもキャラクターのいる世界がキャンバスの四隅で区切られてしまっているような窮屈な印象を受けてしまうため、画面に写しきれていないだけでまだまだ広い空間が広がっていると感じさせるためにモチーフの一部を描写するということが必要になります。」

というのです。

画角外に存在するものを直接描写するのではなく影という形で間接的に表現すると物語性を感じさせる表現へと繋がるということです。

あと影などは乗算で、ハイライトはスクリーンの効果を使うのが一般的ですが、先生がおすすめするのは『ハードライト』です。ここら辺は詳しく解説しませんが、これ一本で両方いけるということです。

気になる方はネットで調べられたら出てきますのでよろしかったらそちらを参考に!

私事ですが12月度の添削は無しです。またパルミーの添削やってみたいと思います。

ありがとうございました。